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函館キャンプ

本プログラムは、創立者新島襄が1864年に国禁を犯して脱国した地、北海道函館市を訪れる宿泊型プログラムです。
創立者新島襄の生き方を学び、同志社を見つめ、人と人との出会いや触れ合いの中、自分自身を振り返ることを目的として、参加者一人ひとりがプログラムを作り上げます。

第40回函館キャンプ REPORT
-新島襄の足跡を辿り、自分自身を見つめ直す旅-

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港に佇む新島襄ブロンズ像
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新島襄海外渡航の地碑にて

函館キャンプとは?

「函館キャンプ」は今回で第40回目を迎えました。
新島襄は、徳川の時代がまさに終わろうとする変革の時代に青年期を過ごしました。侍であり続けることや出仕奉公に疑問を感じ、鎖国の緩和で諸外国に触れたことがきっかけで、1864年に国禁を犯して脱国します。脱国当時21歳だった新島襄の思いや生き方に触れながら、多様な参加者と共に脱国の地である北海道函館市を訪れることで、同志社で学ぶことの意味や自分自身を見つめ直し、そして、新しいことにチャレンジする意志や夢を明確化・言語化することが本プログラムの目的です。
2025年8月6日(水)~9日(土)の日程で、学生14名・教職員6名の計20名が参加しました。


1日目:「世界とのギャップ」に触れる

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 ほぼ初対面の参加者たちが函館の地に集い、プログラムがスタートしました。
 アイスブレイクの目的で行った自己紹介では、「なぜ函キャンプに?」「誰にも負けないところは?」「こんな生き方してます」「いま夢中になっていること」など6つのテーマから1つを選択し、参加者の前で語り合いました。中には「フリートーク」を選択する強者も…。期待と緊張が入り混ざる中、皆でお互いを知る第一歩目を踏み出しました。

 Doshisha College Songの歌唱練習を行った後は、夕食を兼ねて参加した地元の祭典「はこだて国際民族芸術祭」へ。班ごとに分かれ、様々な国の出店やパフォーマンスに囲まれながら、国ごとの特徴を比較したり、シールタトューを体験し他国文化に触れたり、と楽しみつつ、交流をする様子が見られました。
 その後、班ごとに見えた「世界」を発表しあい、一日目を終えました。学生の宿は古民家を改装した味わいのあるゲストハウスを利用し、彼らの共同生活が始まりました。

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2日目:「函館での」新島襄の足跡を辿る

2025_40th HAKODATE CAMP_program0807 (121957) プログラム2日目

 午前中は「箱館歴史散歩の会」主宰の中尾氏をガイドに迎え、新島襄の縁の地を巡るフィールドワークを実施!…の予定でしたが、開始一時間で大雨に。。。急遽、室内に戻り、「バーチャルフィールドワーク」に切り替えました。

 フィールドワークを通して、新島襄の生きざまが垣間見れたことで、その後のグループワークで参加者たちは、自身と新島襄を重ね合わせて、今の学生生活や自身に"足りないものはなにか"を必死に探す姿が見られました。
 雨があがり、「市立函館博物館郷土資料館」へ再出発。新島襄が函館に滞在したころの風景や当時の建物の造りから環境や過ごし方を感じ取ることができました。ここには、皆さんに身近なあの〇〇〇マークを発見。同志社と関係あるだとかないだとか。
 資料館を後にして渡航の碑へ。すでに仲が深まった参加者たちは新島襄が脱国した方角を探したり、碑に掘られた文字を推測するなど、興味が赴くままに過ごしていました。

夕刻には、校友会北海道支部函館クラブの方々とゆかりのある五島軒本店にて交流会を実施し、最後にOB・OG・学生・教職員全員が一つとなり、Doshisha College Songを合唱して終えました。 

"旅にハプニングは付き物!!"という二日目となりました。

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3日目:新島襄が過ごした「函館の今昔」を知る

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 この日は終日、班別フィールドワークの時間に充てました。前日からフィールドワークのテーマ、テーマに沿った行程、発表資料の作成含めた発表準備、そして発表時間までのスケジュールを全て班内で自由に話し合って決めてもらい、朝一から各自出発です。
 半日が過ぎ、一生懸命準備した資料をもとに班ごとの発表を行いました。函館有名店の経営を考察する班、函館内の建物を歴史と福祉施設について調査する班、五稜郭の建築から歴史を探る班、観光地をめぐり観光という切り口で歴史を振り返る班と、各班がオリジナルなテーマでフィールドワークの内容をまとめてくれました。短い時間の中で、複数人で何かを仕上げる難しさを痛感しながらも、協力し合い、発表までやり切りました。
 引率教員からの多角的な質問によってさらなる疑問が生まれる場面や、豆知識の披露によって謎が解けたりと、参加学生・教員が一体となってより一層知見が深まる時間となった三日目でした。

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4日目:総括・振り返り

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 最終日はプログラムの総括と振り返りを行いました。 参加者一人一人が新島襄の足跡を辿り、普段とは違う環境で他者との対話を通して得た学び・気付きを纏め、自分の夢や新しくチャレンジしたいことを明確化・言語化していきます。
 一ケ月前の事前プログラムで作成したシートをこの場で再度を配付し、当時の想いと今の想いを比較することで、「これからの学生生活をどのように送っていくのか」その先の人生では何が見えてくるのか」自問自答しつつ、考えを整理する時間としました。最後には新島襄の「行動力」「人脈」に感銘を受けた参加者が今後の夢を一人一人全員の前で語り、プログラムは終了しました。4日間の有意義な時間や絆は学生たちにとってたかけがえのないものとなったことでしょう。

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これまでのプログラム参加者の声

  • 函館キャンプを通して、新島襄の行動力に感銘を受けました。今までは、ただ日本から脱出しただけだと思っていましたが、実際は国禁を犯してまで、また隠れながら脱国したので、決死の覚悟がありました。このように彼は素晴らしい行動力を持って、日々行動しています。失敗やリスクを考えて、なかなかチャレンジできていませんでしたが、これからは何事にもチャレンジしようと思えるようになりました。(2年次生)
  • 普段関わることのない人と関わり、交友関係が広がったこと、さまざまなフィールドワークやグループワークが充実していて、学べる部分が多かった。(3年次生)
  • プログラムを通じて感じたことはたくさんあるが、その中でも特に、自分のこの旅のテーマでもあった同志社大学について、その創設者について学ぶという点においては、新島襄のこれまでの行動やその人柄を知ってこの旅に参加していない他の学生より一段と洗練された良き同志社学生になれた気がする。その意味で、自分の旅の目的は達成できたと思う。そして、4日間地元も年齢も違う初めて会った人たちと過ごすことで世の中にはこんな人がいるんだとか面白い人がいるんだと感じて、自分も感化された。この旅が終わればきっとまた会うことは難しいと思うから、そのことを思うと本当に一期一会の言葉に尽きると思う。人との出会いだけでなく、場所、時間なども全てその時にしか無い唯一のものだと思うと、改めてこれからの日々を毎日大切に過ごそうと思えた。(1年次生)
  • これからチャレンジしたいことは、もっと全国の色々な土地で社会福祉についての現地フィールドワークを行うことです。今までは地元の茨城のことしか知らなかったので、これを機にもっと沢山の街に実際に赴き、直接色々なものを感じながら学びたいと思いました。また、既にいる環境においても、どうすればもっと自分が充実した状態で活動できるか考えていきたいです。(3年次生)
  • 自分を見つめ直すことができました。そして、参加前よりもはるかに「行動に対する意識」が向上し、自分の中で大きな成長を遂げたと実感しています。具体的には、グループワークでテーマを決めて、函館市をまわった際に、積極的に町のどこにパブリックアートがあるのか常にアンテナを張り、発見しては写真を撮って記録しました。また、博物館や資料館、市役所を訪れた際、そこでお話を聞く姿勢に熱心さ、知りたいという思いへの一直線な情熱、知識への貪欲さがあったと思います。この三点が新島の人柄と同様なのではないかと思い、創立者の「倜儻不羈」の人物になってきたのではないかと思います。(3年次生)
  • 新島先生の行動力の高さをプログラムの至るところで知り、自分自身も新島先生が脱国した年齢に近づいている中で、この先の大学生活で、自分のやりたいこと、野望に向かって、とことん行動することを心掛けたいと思うようになりました。(1年次生)
  • 全員が初対面ということで、会話をして情報を入手しないといけない状況だったため、今までと比べて人と積極的にコミュニケーションをとることに努めた。その結果協調性が少し身についたと感じる。(2年次生)
  • 3日目のフィールドワークを通して、自分のテーマを決めて膨大な情報を渉猟しそれを整理して発表することの面白さを実感した。他人から研究者っぽいと言われることが多かったので不思議だったが、身体で納得することができた点で自分自身への再認識を行えたと思う。想像より自分がポジティブでアクティブだということに気づき、将来に対して前向きな気持ちを持つことができるようになった。(3年次生)
  • プログラムで様々なことを学ぶ中で、自分自身の人生を振り返ることができた。自分の中に新たな知識が増え、グローバル社会や世界平和について考えるきっかけになった。(3年次生)
課外プログラム概要
函館キャンプ
継志寮夏まつり
WOT(ワット)
クローバーシアター(CT)
CLAP
アッセンブリーアワー
ボランティア支援室